CDN

コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(Contents Delivery Network。以下、CDN)の利用が可能です。

CDNを利用することで、アクセス集中対策や表示速度の高速化が期待できます。

転送量単位の課金体系で、最小1TB、1ヶ月単位のスモールスタートで利用が可能です。

CDN

利用シチュエーション

解決したい課題

  • LINEプッシュ通知などによるアクセス集中対策
  • 画面の表示速度向上
  • DDoS対策

エンドユーザーへの情報配信手段として、LINEプッシュ通知は非常に有効な方法です。
プッシュ通知を行いユーザーがURLをクリックするまでのピークは、通知後10分と言われています。この10分間に通常の100倍、1000倍のアクセスが集中します。時間が短いためオートスケール等の対策も間に合いません。

ウェブサイトの表示速度を決める要素の一つに、ブラウザとサーバ間の物理的な「距離」があります。距離が離れれば離れるほど表示速度が遅くなります。

不特定多数の端末から大量の処理負荷を与えるDDoS攻撃は、攻撃元を遮断する等の対策が非常に難しいものです。

解決方法

CDNの導入を行います。

利点

  • 大量アクセス大量トラフィックに対応可能
  • ウェブサーバの処理負荷軽減
  • 最短経路からの配信

キャッシュしたコンテンツの配信に特化しているため、数Gbps規模の大量トラフィックにも対応が可能です。LINEプッシュ通知の対策やDDoS対策も可能になります。

cssやjs、pngなどの静的ファイルをCDNから配信することができるため、ウェブサーバへのリクエスト数を大幅に削減することが可能です。

接続元から最短距離にある配信サーバからコンテンツ配信を行うため、配信速度を速めることが可能です。

注意点

  • キャッシュ設定
  • ショートドメインでは利用できません

会員ページなど動的に変更される画面はキャッシュさせてしまうと、正常なサービス提供ができなくなる場合があります。静的ファイルはキャッシュさせる、プログラムはキャッシュさせない等、導入時にキャッシュ設定について適切に指定する必要があります。
ご要望に応じて設定代行も行いますのでご相談ください。

CDNの利用には、CDNベンダーから割り当てられるドメインをCNAMEで指定する必要があります。「cloudserv.jp」のようなショートドメインではCNAMEを利用できないため、「www.cloudserv.jp」のようなサブドメインに変更する必要があります。